学習する組織 ―― システム思考で未来を創造する
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1 章
問題を分けろと言われて育つが、それによって全体を把握する能力が欠如する
学習する組織とは、未来を創り出す能力を持続的に伸ばしている組織 2 章
3 章
2 部 システム思考 ― 「学習する組織」 の要
4 章 システム思考の法則
長期的な問題解決は、システムがそれ自身の問題を引き受ける能力を高めるものでなければならない
原因と結果は、時間的にも空間的にも近くにあるとは限らない
レバレッジ : 小さな、的を絞った行動を正しい場所で行うことで、持続的に大きな改善をなしうる 難題とは、最小限の努力で持続的に大きな改善を引き起こすであろう変化を見つけることの場合が多い
見つけることが難しい
構造を見ることと、変化のプロセスの観点
解決策は関係の中にある
5 章
システム思考が必要な例
終わりのない攻撃性の繰り返し
大半のシステム分析は、動的な複雑性を扱うようにはできていない 6 章
システム思考に最も大きく期待できることは、あらゆる分野の知識の統合 7 章
見えにくい要因
注意が必要な緊急の問題が多いため、大きなパターンを見れない
まずは細部を見ることから
3 部 核となるディシプリン
経営者としての義務は、社員に物心両面の幸福を与えること
社員の全人的な発達が、超優良企業になるために不可欠
人の発達を組織の目標達成の手段とみなすと、個人と組織の間の関係の価値を損ねてしまう
契約は関係の一部でしかなく、完全な関係には誓約が必要
組織で自己マスタリーを育む
自己マスタリーの原則が日常生活で実践される環境を整える
メンバーが安心してビジョンを描く
真実の探求、真実に忠実であること
現状に異議を唱えることが期待される組織
9 章 メンタル・モデル
メンタルモデルをうまく扱った例
使用理論に気づくのは難しいため、思いやりのあるパートナーの助けが必要
間違った一般化をしてしまうことがある
具体化すること
頭では考えていたが口に出さなかったこと
それが実際の言動にどう影響していたか
10 章 共有ビジョン
11 章 チーム学習
目的の共通性と共有ビジョンがあり、どうすれば互いの努力を補えるか理解している
4 部 実践からの振り返り
12 章 基盤
組織のことを、生きているシステムではなく機械のように捉えることが多い
長長寿の企業は、自らを利益追求の機関としてよりも、人のコミュニティとして考える傾向
VISA はほかの多くの大企業とは異なる様相を呈している ← 生きているシステムとして捉えている 13 章 推進力
14 章 戦略
15 章 リーダーの新しい仕事
現場のリーダー
幹部クラスのリーダー
16 章
地球規模のネットワーク
企業はより大きなシステムの中に存在
地球規模のシステム
大きな不安をもたらす複雑な問題に直面するとき、人は特定のイデオロギー (唯一の答え) に逃げ込むことが楽なこと 集団のイデオロギーが他の集団に共有されることはめったになく、イデオロギーがアイデンティティと化し、二極化が自己強化される
17 章 「学習する組織」 の最前線
SoL による学習の定義 : 個人や集団として、心から創り出したい結果を実現させる能力を向上させるプロセス
知的理解の偏重ではなく、成果につながる行動の能力を築く
長い時間 (しばしばかなり長い時間) をかけて能力が築かれる
3 つの敷居
思考を開くこと
心を開くこと
意志を開くこと
5 部 結び
18 章 分かたれることのない全体
付録 1 学習のディシプリン
3 つのレベル : 実践、原則、真髄
センゲは、「リーダーとは設計者であり、執事であり、かつ教師」 だと言っている カリスマ的指導者としてのリーダーを否定